転職する際において、転職回数が多いと採用に不利になるのではないだろうか、と不安に思う人も多いはず。しかし、不利を恐れて転職の履歴を書かなかったり、虚偽の記載をするのはNGです。それでは、転職回数が多いとき、どのようにそれをアピールポイントに変えれば良いのでしょう。
履歴書に転職の履歴をあえて書かない、嘘を書いてごまかす、というのは転職の失敗のもとです。転職回数を偽ったり、嘘を書くとどうしても自分の記憶と記載内容の食い違いがおきてしまいまいます。そんな状態で面接官の質問に正確に答えることなんてできませんよね。さらに、そういったちぐはぐな受け答えをしていると、面接官の質問は細かな指摘にかわり、嘘をついていることなんて、すぐにばれてしまいます。もしも、あなたが面接官になったとして、履歴書に嘘を書いて応募してくる人を信頼することなんてできませんよね。当然、採用したいなんて露とも思わないはずです。信頼されて、採用につなげたいと思っているならば、履歴書は嘘偽りなく正確に記載しましょう。
人には様々な事情があって、その働いている事情だって様々です。だからこそ、転職回数が多いからと言って、不利になると落ち込んでいても仕方ありません。考え方を変えれば、転職回数が多いということは様々な職場での経験があるということです。経験が多い、というのは武器にもなりえますよね。そういった経験を自分の強みとしてアピールしましょう。そのため、今までの自分の経歴を振り返ってみて、仕事で得たものはどんなものなのだろうか、ということを洗い出してみることが大事なのです。そうすれば、自分の経験や能力などのアピールすべきポイントが見えてくるはずです。
そうは言っても、実際のところ転職回数が多いことはマイナスにとられる場合もあるかもしれませんよね。しかし、自分もネガティブにとらえていては転職の成功にはつながっていきません。経歴書はネガティブなことを書くのではなく、ポジティブなアピールをする舞台であると考えて、できるだけ自分の良さを伝えましょう。
転職回数が多いと、採用担当者にマイナスにとられる、面接で不利になる、と履歴書を書くときには悩ましい問題ですよね。しかし、それを隠すために嘘をついたりごまかしたりすることは良い解決方法とは言えません。大事なのは、正直に転職履歴を記載した上で、それをどれだけポジティブにアピールできるか、という部分なのです。