慌てないようにしておこう、説得面接のコツ

転職の面接の際、「説得面接」と呼ばれる面接が行われる場合があります。この説得面接とは、その名前の通り「面接官を説得してください」と言うような課題を出される面接です。こういった面接はその場でのアドリブが求められるため、非常にやっかいです。何も知らないで面接にのぞんで、いきなり「説得してください」などと質問されてしまったら、焦ってしまいますよね。しかし、説得面接の対応やコツを前もって知っておけば、いきなり質問されても上手に対応できるはずです!

上記で説得面接について簡単に説明しました。ではどのような質問が具体的にされるのか、という話をしていきましょう。説得面接で出される質問は以下のようなものです。「私は眼鏡をかけていますが、コンタクト派になるように説得してください」、「朝はパンを食べていますが、ご飯派になるように説得してください」、「私は買い物をするときは現金派です。カード派になるように説得してくだい」などなど。具体例が出ると、説得面接がどのようなものなのかより分かりやすいですよね。説得面接は、大抵3分ほどの制限時間があります。その制限時間の中で、いかにうまく相手説得していくかがカギになります。

説得面接の基本を具体例を交えて、見て行きましょう。まず「現金派をカード派になるように説得する」という場合。まずは、相手になぜ現金派なのかを質問して、その理由を聞き出しましょう。そこから、相手の理由を踏まえてカードを使うとどのようなメリットがあるのか、というのを説明します。説得面接の際は、いきなりカードを使う利点を説明するのでなく、あくまで相手との対話をすることを念頭におきましょう。相手の事情を踏まえ、どのようなメリットがあるのかということを説明しないと、まず説得にはなりません。さらに、説得面接はこの出される質問の内容によって、難易度が大きく左右されてしまう傾向にあります。しかし、基本的なコツは先に述べたように、相手に理由を質問してから、メリットを説明する、という手順をおさえておくことです。

説得面接は普通の面接の場合と違うので、突然質問がだされると焦ってしまいますよね。さらに、どのような質問がだされるのかも分からないので、対応も中々しにくいと思います。しかし、説得面接のコツをしっかりとおさえておくことで、心の準備をして、臨機応変にうまく切り抜けましょう。